サーフィン Surfing

日本のサーフィンにおける
波高の大きさ

 日本人サーファは,波の高さを体の部位を用いて表わします.これは,フィート単位で表わすアメリカなどとは,異なった表わし方です.


航走波を利用した
サーフポイント

 サーフィンに適した波を待つのでなく,作ってしまおうという発想です.

 サーフィンは,波高の比較的大きな外海で行なわれることが多いです. しかしながら,そのようなサーフポイントは,交通の便が悪い場所にあることが多く,また,サーフポイントに到着した際に,サーフィンに適した波が発生しているとも限りません.

 そこで,本研究では,人工的にサーフポイントを形成する手法を考えました. より多くの人々が親しめるサーフポイントを形成し,その数を増加させることは,サーフィン人口の増加,延いては,新たなレジャーポイントの創出に結び付くでしょう.

 ここでは,集波構造物とリーフを併用して,桜島フェリーの航走波の伝播波を制御することにより,鹿児島湾内にサーフポイントを形成する手法を検討しました.


(左)桜島フェリー (右)フェリー模型による航走波