鹿児島大学工学部
海洋土木工学科
地盤工学研究グループ
酒匂・伊藤研究室

About Us

 我々が生活する鹿児島県は,離島を含む南北600kmから成り立っており,鹿児島県本土の地盤には,シラス・ボラ・コラ・赤ホヤ・花崗岩風化土など,離島の地盤には生物遺骸に由来する堆積土など,多くの特殊土が含まれています。特に,火砕流堆積物の非溶結部と定義される“シラス”が有名で,県本土の地表面付近の地盤の約51%がシラスで覆われています。シラスは,土粒子密度が普通の土よりも小さく,侵食されやすい地盤材料です。鹿児島県の年間降水量は,日本の平均年間降水量の約1.6倍であり,降水量の多い地域で,台風の襲来回数も多い地域です。このような風土を有する鹿児島県では,集中豪雨時や台風通過時に多大な被害を受けてきました。近年は,多くの土木技術者・砂防技術者・地質技術者らの努力により,災害に強い県土づくりが着々と進められ,土砂災害による被害の程度も軽減されています。
 しかしながら,近年の気候変動に起因すると考えられる異常な自然現象により,日本および世界各地で広域かつ甚大な地盤災害が多発しており,質の高いインフラ整備による持続可能で強靭な国土形成が求められています。
 鹿児島大学工学部海洋土木工学科・地盤工学研究グループは,多様な特殊土の地盤工学的特性に関する知識の蓄積や技術開発を行い,鹿児島県の地盤の強靭化や質の高いインフラ整備に貢献することを目標としています。具体的には,自然・人為現象に起因する地盤災害の発生メカニズムの解明や防災・減災技術などの応用研究,また,応用研究の基礎となる不飽和土質力学の体系化を目指した研究に取り組んでいます。

What’s New

北村良介先生の著書が出版されました。NEW

Ryosuke Kitamura, Kazunari Sako: Unsaturated Soil Mechanics with Probability and Statistics, CRC Press

M1の中島亮輔君と馬場咲也子さんが第54回地盤工学研究発表会において優秀論文発表者賞を受賞しました。 NEW
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